【S6使用構築】ラティラティダブルゼット【最高2069最終2048】
【構築経緯】
シーズン2と3で使用したラティラティ構築ではラティラティの選出率が圧倒的に低く、選出画面から4対6になることが非常に多かったため、ラティを出すことによって構築パワーを落とさないことを目標にした。そこで着目したのがラティの技範囲と瞑想+Z技で誘う相手を多く倒せる性能である。ラティラティは誘う範囲、勝てる相手も非常に似通ったポケモンであることから、2体をどちらとも誘うポケモンを返り討ちにできる型にし、選出画面で相手の構築によって使い分ける動きを構築コンセプトとした。
155-×-101-182-130-178
エスパーZ ふゆう
サイクル構築に刺していく超Z型。冷ビはランドロスやグライオンを確定1発にでき、ボーマンダ入りにも選出を躊躇わない為である。ヒードランに撃てる波乗りと選択。10万ボルトはレヒレやテッカグヤに対する打点。電気Z型も考えたが、高火力の電気技持ちはコケコが既にいることと、雷Zにしないとアシレーヌにも対面勝てないことを考え今回は汎用性の持てる超Zとした。流星群は無効にされる機会が多いことと、冷ビで事足りる場面が多いので今回は不採用。
155-×-111-162-150-178
ゴーストZ ふゆう
サイコショック/シャドーボール/めざめるパワー(炎)/めいそう
コンセプト通りギルガルド、ミミッキュ、メタグロス、テテフなど多くの相手に撃てる霊Z型での採用。ついでにナットレイも見れたら強いなと思いめざ炎も採用。3つ目のウェポンは汎用性を重視しサイコショックとした。ラティアスを霊Zめざ炎にした理由はテテフやグロス入りに投げることが多くなる性質上、それらの攻撃に対して少しでも生存率を上げるためである。耐久が高いラティアスの方が本来苦手な相手に出す役割はベターであろう。
214-133-145-×-129-68
オボンのみ すなおこし
じしん/ステルスロック/あくび/ふきとばし
いつものカバルドン。基本的な事柄は前回の記事等を参照のこと。ガッサに弱くならず、カバミラーでステロから入れるラムの採用も考えたが、単体性能を落としすぎてしまうため不採用とした。
175-222-160-x-120-98
メガストーン テクニシャン
こちらもいつものハッサム。基本的な部分は前記事を参照のこと。今回の構築はハッサム1メガなので少し弱そうに感じられるが前述のラティと後述のコケコがそれを補ってくれた。
131-142-100-x-125-162
フェアリーZ ばけのかわ
シャドークロー/じゃれつく/かげうち/つるぎのまい
こちらもいつもの陽気ミミッキュであるが、今回はラティアスに霊Zを取られたため、妖Zでの採用となった。ギャラドスがかなり重いのでABミミッキュにするのも手だったが、育成の時間がなかったのとテテフを抜いている安心感から結局陽気での採用となった。好みの問題であろう。ラティアスがテテフに不安定ながら勝てるのと、ラティの選出率が上がった影響で相対的に選出率が下がったのでまず第一に変えるとすればこの枠であろう。
カプ・コケコ
145-x-106-147-95-200
いのちのたま エレキメイカー
10まんボルト/マジカルシャイン/くさむすび/ボルトチェンジ
苦手なゲッコウガや諸高耐久水ポケモン、テッカグヤに対して刺していく駒。シーズン4では瞑想型で使ったが、今回はミミッキュ等との偶発対峙時に撃てるVCをラス枠に採用。これが構築の潤滑油になり、サイクル戦になった時に低耐久ばかりが連なるこの構築を滑らかに動かしてくれた。道具の採用理由はZが取られていたのと、アシレーヌを10万で確定1発にするためである。マジカルシャインはゲッコウガ対面で裏に地面が見えている際に電気技を撃ちたくなかったからであり、それを嫌わないのであればめざ氷でもいいと思われる。
【総括】
3日か4日前(定かではない)に1600だったにも関わらず、そこから500弱上げられたので幾分かは環境にマッチしていたのではないかと思われる。特にラティアスが良い働きをし、相手のラティ受けを崩しそのまま3タテというのもよくあった。また、選出画面で4対6にならないことという今回の構築コンセプトを完全に達成できていたため、非常に構築としてはまとまったものになったのではないだろうか。しかし、一定数見られたヒードランやギャラドスが非常に重くなってしまった。特にヒードランに関してはミミッキュから霊Zがなくなったことにより生じた苦手ポケモンなので、これを今後の課題としたい。
TN Chika★poke
最高2069
最終2048
最終109位
Twitter kifuyu_poke
以下敬体
【あとがき】
私事ですが今期(正確には前期の最終盤)はヨーロッパの某国に住みながらのレートということでいろいろ回線面であったり精神面であったりと終始なかなか前のようにはいかないシーズンではありましたが、運よくこのように決して悪くはない結果を残すことができました。助言や激励をくださったみなさま本当にありがとうございました。
また、サンムーン環境おつかれさまでした。ぼくのサンムーン最高レートは2166という結果に終わりましたが、少しポケモンから離れた間にもうすっかりそのころの実力は失われていますし、ウルトラサンムーンでは1から出直すくらいの気持ちで2100、2200という一つの高い壁を越えられるようにがんばります! 対戦してくださったみなさまありがとうございました!